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サンブロップのやつ

あれするやつです。ゲームとか、システムとか

三重県の走れエロス

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(※ この記事にはアダルトな表現が含まれています。)

男性ならだれしもが考えつく定番が「走れエロス」である。

このブログは純粋無垢な子供や日本文化や文学を知らない外国の方も見ることを想定していますので解説をさせてもらうと、有名な太宰治の「走れメロス」のヘボン式ローマ字「Hashire Merosu」のMを取り除くと「Hashire Erosu」となり「走れエロス」になる。 そのキャッチーな響きに少年は取り憑かれ、高校生ぐらいになるとエロの用語を覚え、様々アレンジを加える日本男子の一大ムーブメント。それが「走れエロス」だ。

そんなことはどうでもいいんですが、それほどにまで「走れエロス」は定番なのです。

私も私の「走れエロス」を持っています。 あれは、つい先日、8/27のことでした。私にとってこの日は万全を期して迎える日でした。ちょうどその頃転職活動をしていたのですが、「じゃぁ、8/27に調整いいかな?」という転職先に「申し訳ございません。その日は予定がすでに入っていますので。」と言い、当日出勤した時に「今日はとても大事な用事がありますので定時で上がらせてもらいます。」と宣言をする。それほどにまで大切な日。 みなさんはすでにおわかりかと思いますが、大嘘先生の「アシコキズム」の発売日なのです。

私はエロのデジタル化を推進しています。エロというのは本来どこでも手軽に楽しめるものではありません。エロを公にだすとまずは不審な人物とされます。早い話が事案です。 そんなどこでもを楽しめないエロをどこで楽しむかというと、大体は「自分の部屋」「ビデオが見れる屋」「ホテルの一室」「お風呂屋(お姉さん付き)」などいろいろありますが「個室」で楽しむことが大前提。これはエロを楽しむ人間の最低限のマナーであります。電車の中でエロを自慢する人間は人ではありません。 ですので、現代日本人ならばだれしもが持っている「スマートフォン」にエロを入れるというのはとても大切です。まずデジタルなので広げることができません。本屋さんでワンピースとブリーチの間にエロ本を挟んで買う必要はありません。買うのはたった一枚のDMMカード。DMMカードでブラウザから手軽にアダルトコンテンツが楽しめる、そうiPhoneならね。

そんな私も今回の大嘘先生の「アシコキズム」は、「うーん、DMMでダウンロード版できるまで待てばいいかな?」と考えたんですが、成年コミックのDL化はなかなかに遅いようで現在(2015年9月15日)では検索してもデジタル化はされていないようです。 そもそも私がなぜこの成年コミックに異常な執着を見せるのかというと、残念ながら私の性癖はメジャーではないと言わざるを得ません。私は「足コキ」というものが非常に好きなのですが、残念ながら「足コキ」は前座という扱いのためノーマルなプレイではあるのですが存在そのものは「カレーのつけあわせ」と同じようなものです。「手コキ」が福神漬けならば「足コキ」はきゅうりのキューちゃんといった具合でしょうか。 それほどにまで希少な存在の「足コキ」をメインにした「アシコキズム」。私は買わなければなりません。経済のしくみとして買わなければならないのです。

経済のしくみについて簡単ですが今回を例にとって話しておきますと、 大嘘先生が「アシコキズム」を出す→私や全国各地に散らばる同志が買う→いろいろあって大嘘先生にお金が入る→大嘘先生はお金が入ってうれしいので新刊を出す→私や全国各地に散らばる同志が買う→以下ループ と、このようになっており、私としても第二、第三の「アシコキズム」が欲しいがゆえに買います。 大嘘先生と私と全国各地に散らばる同志はこのループを続けるために活動を行うのです。メジャーなジャンルであれば第二第三の大嘘先生から新しい物がだされますが私のようなメジャーではないジャンルの人間はこの希少な大嘘先生という生産者を支えるのが当たり前なのです。先生も私も嬉しいWin-Winな関係です。

違法ダウンロードは大嘘先生にお金が入りません。少しの得を得るために違法ダウンロードをすれば、損をするのは将来的に私なわけですから買うのです。STOP 違法ダウンロード。

つまり「買う」という行為が大切なわけですから私は異常に執着を見せて買うのです。もう買うことは決定した。 ならば通販でというのはあまりにも無粋。通販ならば移動する手間、買う恥ずかしさなどをスルーして確実に現物が手に入るのですが問題として「当日に感想をシェアできない、そうAmazonならね」とTwitterAmazonディスツイートをするハメになります。 道としては本屋さんのアダルトコーナー、またはエロいモノが売っているアダルトショップで買うしかないのですが私が住んでいる場所といいますのは「何もない三重県」と呼ばれるような場所で唯一ナウなヤングが遊びに来る近鉄四日市駅周辺ですのでナウなヤングたちが望まないオルドでアダルティーなショップは存在しません。(※ ホテルとお姉さん付きのお風呂屋はやたらあります。)

つまり駅チカには私が求めるものはないわけですので自転車での移動を余儀なくされます。しかし私はエロをデジタルで堪能するがゆえにオルドでアダルティーなショップを知らずGoogleで調べます。 いくつかの候補を上げ、スマートフォンのマップに目的地をセットして、片耳イヤホンをセットして仕事終わりの19時頃から自転車を駆るわけです。

もうあたりが暗いのに自転車を必死に漕ぐ25歳の小太り。早い話が事案なんですが、そんなことはどうでもよくて私は、社会に貢献せねばならぬ。いまはただその一事だ。走れ! エロス。

ここで初めて「あぁ、これこそが現代の『走れエロス』なんだな」と思ったわけです。

 

が、正直言うと「アシコキズム」は無いんです。どこにも。本ならなんでも揃うと豪語する宮脇書店にも、ローカルチェーン系列の白楊にも。三重県というのはそれほどにまで何もない。「三重県ってなにが有名?」と聞かれ「長嶋スパーランド」という「それ愛知じゃないの?」と言われ「天むす」という「それ愛知じゃないの?」と言われ「赤福」というと「それ愛知じゃないの?」といわれるような場所なんです。実はそれ、全部三重なんです。 (※ 「松阪牛」「鈴鹿サーキット」「伊勢神宮」というとナウでヤングなTOKYO BOY'sからは微妙な顔をされます。)

「ここがなければ諦めよう。」 そういって向かったのは最期の一件。全候補唯一のアダルトショップ「太陽書店」。何もないといえども日本全国にあるものは流石にあります。このブログは女性が読んでることも想定していますので説明しておきますと、黒い看板に赤字で「男の世界」と書かれている看板を目にした事はありませんか?もしかしたら赤縁の白字かもしれません。ソレです。男の世界ですから彼氏や旦那になにか言われても入らないようにしてください。絶対に入らないようにしてください。絶対にだ。絶対に。

そうやって太陽書店に入る私ですが、予想通り無いんですよこれが。30分ぐらい「もしかしたら別の棚にあるかもしれない」とDVDコーナー、コスプレ衣装コーナー、2500円とか言う法外な値段で下着が売ってるコーナーを見まわったのですがやはり無いんです。ここで自分はまるでメロスが山賊に襲われた後、五体投地したような勢いでうなだれました。Twitterに「三重県はなにもない。発売に当日に感想をシェアできない。そう、三重県ならね。」と三重県ディスをツイートするこも考えました。

しかし自分は見落としてました。

こういったアダルトショップは通常の書店と違い店員は少ないです。品出しも一人で行います。なので入荷していたとしても品出しをしていない可能性がかなり高いのです。「先刻の、あの三重県がなにもないという囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。五臓が疲れているときは、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。三重県、おまえは恥ではない。やはり、三重県は自分の故郷だ。鈴鹿サーキットがあるではないか。ありがたい!」と一閃の希望を胸に店員を探しだします。

私「すみません、本日発売の成年コミックって入ってないですか?」 店員「えーっと、なんていう奴?」

馴れ馴れしい敬語無しの店員。これもアダルトショップの醍醐味だ。だがこんなアダルトショップの店員に対しても流石にリアルに「アシコキズム」と声を出すのは辛い。でも言うしか無いので意を決して言う。

私「『アシコキズム』っていう奴なんですけど。」

言ってしまった。リアルに「アシコキズム」と言ってしまった。男の世界とうたわれた店内になぜか女性がいる状況で「アシコキズム」という。なんと恥ずかしい。店員も「うわ、コイツ、足コキとかいいやがった。変態か?」というような怪訝な目で私をみる。これもすべて「アシコキズム」を手に入れて一人の社会人として経済に貢献するため。そのためには私も恥はすてよう。社会に貢献をするために。

店員「すみません、それ明日入荷ですね。」

その言葉を聞いてすべてを理解した。今まで回った書店、アダルトショップ。そのいくつもが成年コミックコーナーはあれど「アシコキズム」はなかった。その理由はやはり三重県という場所にあった。ワンピースやブリーチのような人気商品ではないため入荷がズレるのだ。

やはり三重県はなにもない。発売当日に感想をシェアできないし、社会に貢献をさせてくれない。そう、三重県ならね。

PS.今年中に愛知県引っ越すからな。