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【FEH】ブレード+はなぜ強いのか

こんばんわ、サンブロップです。

今日は、夕方頃にFEHの話で色々再確認したことがあったのでそのことについて。

ブレード+はなぜ強いのか

こういうタイトルだと「は?効果に強いって書いてあるだろ」って言われるので、オルエンを主軸にして考えていくよ。

オルエン

彼女は、兄弟の絆ガチャで実装されたラインハルトの妹で、ラインハルトと同じくダイムサンダを持っています。

騎馬で、青魔法で、神器(このブログでは継承不可の物を神器と呼んでいます)が一緒で、ステータスが違うラインハルトの相互互換として実装されました。

彼女は、神器「ダイムサンダ」を持つべきか、騎馬バフを最大限に受けられる「ブラーブレード+(以下、ブレード)」を持つべきかを考えてみました。

議題1:攻撃力(ダメージ)

攻撃が↑のオルエンで見ていきましょう。攻↑防↓オルエンのステータスはこち

  HP 攻撃 速さ 守備 魔防
基礎値 34 30 34 17 30
ダイムサンダ装備 34 38 29 17 30
ブレード装備 34 43 34 17 30

現在の状況では、速さが25~29の相手であれば追撃が出る分ブレードが強い状況です。

この状況を基礎に、追撃が出せない時、相手の魔防値でダメージがどう変化するかを見ていきましょう

  ダイムサンダ装備 ブレード装備
魔防20 38  23
魔防25 28  18
魔防30 18  13
魔防35 8  8

このように、魔防が上がるたびにダイムサンダは上昇値の2倍分ダメージが減ります。

では、ブレードの本場である、バフを受けた数値で考えてみましょう。

前提として、ダイムサンダは相性の良い、鬼神の一撃をAスキルに、ブレードはテンプレ的に獅子奮迅あるいは、攻撃3相当のAスキルを持っていると考えます。

 

  鬼神ダイムサンダ
(攻撃+4)
奮迅ブレード
(攻撃+4)
奮迅ブレード
(攻撃+3速さ+3)
奮迅ブレード
(全ステ+4)
魔防0 96(48×2)  54 55  66
魔防20 56  34 35  46
魔防25 46  29 30  41
魔防30 36  24 25  36
魔防35 26  19 20  31

 

  鬼神ダイムサンダ
(騎刃)
奮迅ブレード
(騎盾)
奮迅ブレード
(騎刃)
奮迅ブレード
(騎刃+騎盾)
魔防0 100(50×2)  58 64  76
魔防20 60  38 44  56
魔防25 50  33 39  51
魔防30 40  28 34  46
魔防35 30  23 29  41

 属性を考慮していませんが、魔防30以下の相手に対してはフルバフブレードもダイムサンダも一発でもっていけるのではないでしょうか。

また、今回は、攻撃↑個体でまとめましたが、基準値であれば、ダイムサンダは下がった分も2倍の影響を受けると考えて頂いたほうが良いですね。特にオルエンは攻撃↑で+4されるのでその影響は大きいですね。

議題2:速さ

ラインハルトとオルエンの絶対的な差は「オルエンには速さがある」ことです。この速さを活かさない限り、攻撃力で劣るオルエンはラインハルトに勝てません。

しかし、この速さがダイムサンダではなくブレードの活用を手助けすることになります。

議題1:攻撃力(ダメージ)の表を見てもらえば分かる通り、ダイムサンダとブレードで5の開きが出てしまい、ダイムサンダ速さ29に対してブレードは34となります。

ここに騎刃バフを載せるとブレードは40になり、ダイムサンダは35。この時点で基準値リョウマ等の35族からブレードは追撃を取れるようになります。

もちろん、この時点ではダイムサンダに分があります。ブレードの追撃は攻め立てが無い限り相手の反撃を挟みますが、ダイムサンダは相手の反撃を挟まないのです。

即ち、基本的には、追撃が出る出ないに関わらず、ダイムサンダは圧倒的に有利です。

では、どうして、オルエンの速さがブレードを助けることになるのでしょうか?

これは、兄のラインハルトが関わります。前提として、「オルエンがダイムサンダワンパンできる相手はラインハルトも出来る」事はわかりますよね?

つまり、オルエンがラインハルトとは違う仕事をする場合は「ラインハルトが追撃できずワンパンできない相手を、オルエンが追撃できる事によって倒せる」という状況が必要なわけです。

つまり、どう頑張っても追撃を絡めないとオルエンはラインハルトには勝てません。

ここで、議題1:攻撃力(ダメージ)のダメージ表を見てみましょう。

追撃が絡まない表のため、もし追撃が絡む場合の表は

  鬼神ダイムサンダ
(騎刃)
奮迅ブレード
(騎盾)
奮迅ブレード
(騎刃)
奮迅ブレード
(騎刃+騎盾)
魔防0 200(50×4) 116 (58×2) 128(64×2)  152(76×2)
魔防20 120  76 88  112
魔防25 100  66 78  102
魔防30 80  56 68  92
魔防35 60  46 58  82

正直いうと、ダイムサンダであろうがブレードであろうが、追撃を絡めればほとんどの敵を倒せるので数字の大きさは関係ありません。

ですが、下がり方を見ていただければ分かる通り、オルエンの速さ(追撃)を活かそうとすればするほど、ダイムサンダでもブレードでも差がなくなってくるのです。

議題3:受け能力

議題1も議題2も「ブレードでもダイムサンダでも正直仕事はほとんど変わらないよ」と示す議題でしたが、この耐久力の項目でダイムサンダの弱点が露わになります。

当たり前ですが、ダイムサンダをもった奴で相手の攻撃を受けるなんて事は普通しません。

が、ブレードはかなり受けを狙えますし、反撃で持っていくことも可能です。特にオルエンなんかは高い魔防に追撃されないステータスと魔法受けにはもってこいの性能をしています。

攻撃能力ではブレードとダイムサンダで大差が付かないですが、ブレードは受けが行える分有利なのです。

そういう意味で、やはりブレード「基本的なステータスのユニットにはブレードのほうが強い」のです。

まとめ

今回は、バフがある前提の話でしたが、当然、バフがなければダイムサンダに軍配が上がります。

ただし、そうだとしても、やはり、兄が大きな壁としてオルエンの前に立ちふさがります。

ラインハルトさえいなければ、オルエンのダイムサンダはオンリーワンの神器として活躍できたのは想像に難くないでしょう。

逆にラインハルトにブレードを付けた場合、どうあがいても劣化ブレードオルエンにしかなりません。

もちろん、ダイムサンダは神器査定を受けるのでスコアが有利な部分、ワンパン範囲がラインハルトより狭いと言ってもワンパンできないわけではないので十分に強いです。

ダイムサンダはやはり、ラインハルトのような極端な「高火力・低速」にこそ映える、そういった武器なのです。

結論をいうと「全部ラインハルトが悪い」。

以上です。